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オランダ

2017 新水法:氾濫防御基準として、警報基準及び下限基準が定められている。
2015 「デルタ決定」を受けて「国家水計画」(2016-2021)が決定される。
   2050年までに氾濫による年間死亡率を10-5乗以下にすることを目標として「氾濫防御基準」が適用される。
2014 「デルタ決定」
2012 新デルタ法発効:デルタprogramの法的位置づけを等を規定
2010 新デルタ法 デルタプログラム開始:
   今後10年間にオランダが直面する主要な水の課題に対し持続可能な洪水に対する安全、及び淡水供給を達成するためのプログラム

2009 新水法:国家水計画(2009-2015)
2008 デルタ委員会が 2050年,2100年までの海面上昇・洪水流量増加予測を発表
2007 Water Vision :内閣がEU洪水指令を受けて発表。持続可能な気候耐性の水管理を追求する(→デルタ委員会設置)
2007 EU洪水指令:洪水によって影響を受ける可能性のある人数、地域、経済活動を記載したFlood Hazard mapの作成を指示
2006 KNMI06(オランダ王立気象研究所)が2050年までのありうる4つの気候変動シナリオ(G,G+,W,W+)を発表

2006 河川空間拡張方針(Room for the river)(ライン川の計画流量引上げ)
2001 [Floris(Flood Risks and Safety in the Netherlands)project開始。評価結果を2005年に公開
2001 マースproject (マース川の計画流量引上げ)
2000 気候温暖化による河川の流量増加と海平面の上昇→『水への異なったアプローチ:21世紀における水管理政策』
2000 EU水枠組み指令:気候変動予測をどのように考慮したかを明示することを求める。
1996 氾濫防御法(Flood Protection Act)を採択して、法的に氾濫防御基準を設定(Legal flood protection standards)

1973 クラーセンス委員会 生態系の問題から、すべての堰を閉門せず、東スヘルデダムを高潮のときだけ水門を閉める可動堰にするように変更
1957 デルタ計画策定 ザンドクレークダム、ハリングフリートダムの建設開始
1953 高潮により堤防が決壊

*国際マース川委員会 フランス・ベルギー。肥料、堆肥、除草剤が川に流れないように水質管理
*MIRT(Multi-Year Programme for Infrastructure. Spacial Planning, and Transport)プログラムは、
 →インフラ水管理省がインフラ及び水への投資の観点から統合計画を提供する複数年のプログラムである。

 →国家レベルと地域レベルの両方で 複数のstakeholderの利益に対するsolutionを提供する
*堤防の強化:氾濫防御プログラムHWBP(Hoogwater Beschermingsprogramma)の実施
*デルタプログラム
・2050年までの気候変動を考慮した整備計画のタイムスケジュールを示す。
・AMS,RTM等の主要都市において 高潮に対する「洪水防御基準」を策定
・ライン川において洪水流量を 15000m3→16000m3に増強し、ライン川関係各国との調整も行う。
・今後更新される治水施設は施設の耐用年数を50年とし、50年後の海面上昇量を計算して施工する。
・「デルタファンド」長期に亘る行財政計画も策定

参考:
https://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no19/02.html

 

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