信玄堤

甲府盆地の西、御勅使川は、雨量が多くなると、一気に山をかけおりて、甲府盆地に流れ込むこととなり、武田信玄にとって悩みの種であった。そこで、御勅使川の流れを変えて 釜無川に合流時、高岩に直接ぶつけることで水勢を弱め、更にその下流に信玄堤と呼ばれる霞堤を建設、甲府盆地を洪水が襲わないようにした。今、信玄公園で山の方を見ると、扇状地の先端から急な傾斜が甲府盆地に向かっていることが実感でき、当時の水害の在り方を想像することができる。

扇頂部分 石積み出し 川の流れを変える 案内板

一番堤

二番堤

三番堤

四番堤(浄水場内)

御勅使川

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